突発性難聴は、早期に治療を行う事が最も有効な治療法と言える病気でしょう。それは、突発性難聴を発症してから約1ヶ月後には、その症状が固定してしまい、改善の見込みがほとんど無くなるからです。そう言った事から、突発性難聴の治療は、発症後遅くとも2週間以内に、出来れば1日でも早く始めて、1ヶ月以内に治療を完了させる事が理想です。とは言っても、その治療法は現在様々な検討はされていますが、どのような治療法が最も有効であるか明らかになっていないのが実状です。その理由は、突発性難聴の原因が解明されていない為です。現段階で最も治療効果が明確に認められているのは、ステロイド薬の内服や点滴になります。これらと併用して、ビタミン剤、代謝賦活剤、血液循環改善剤、血管拡張剤、利尿剤、抗ウイルス剤などの薬も使われるケースがあります。その他には、高気圧酸素療法や星状神経節ブロックなどの治療法も考えられています。ただ、発症時に聴力が完全に無くなっている場合や、めまいを伴うような重度の難聴の場合には、あまり治療効果は望めないようです。軽度の場合であれば治療をしなくても自然に治るケースもありますが、通常は静かな環境で安静にしている方が良いと言われています。ちなみに、突発性難聴は、その原因も不明で、明確な治療法も無い事から、厚生労働省の123ある特定疾患のひとつに指定されている難病でもありますー